近年、利用される機会が増えつつある不用品回収業者。
もちろん何事もなく作業を完了してもらえるケースのほうが多いとは思いますが、中には「トラブルになってしまった!」と大変な思いをされる方もいらっしゃるようです。
そこで今回は、不用品回収業者に不用品回収を依頼する時によくあるトラブルと、トラブルの回避方法についてお伝えします。
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不用品回収でよくある4つのトラブル
ずさんな不用品回収業者に依頼をすると、どうしてもトラブルが起きやすいです。
特によく聞くのは、下記4つのトラブルです。
- 見積もり後にプラス請求がある
- 作業当日「これは持っていけません」と言われる
- 業者にとってお金になるものだけを持っていかれる
- 家の壁や調度品を傷つけたのに補償をしない
- 回収した不用品を不法投棄する
①見積もり後にプラス請求がある
不用品回収の料金に関することで、よく「トラブルになった!」という意見が挙げられるのは、見積もり後のプラス請求です。
基本的には見積書を出した後に、追加で料金を言うことはありませんが、お客さんを獲得するために最初の費用を安く言い過ぎる業者や、見積もりをきちんとしない業者が、作業当日になって追加料金を請求するケースがあるようです。
「説明しましたよ」と言われた場合、証拠がない限り、”言った・言ってない”トラブルに発展し、追加で料金を支払わなくてはいけないという以前に、争って疲れてしまいがちです。
②作業当日「これは持っていけません」と言われる
これは事前の説明をしっかりしない不用品回収業者に多いのですが、作業当日になって「この家具(家電)は持っていけない」と言われ、トラブルになることがあります。
持っていく物と持っていかない物を、それぞれの不用品回収業者が区別していること自体は、そこまでトラブルになりにくいのですが、その説明をしっかりしないことで、「え、これも持って行ってくれるんじゃないの!?」と、作業当日になって揉めてしまうのです。
持っていってもらえると思っていた物を持っていってもらえないと、お金が無駄になってしまいますし、引っ越しなどで片付けの期限が迫っている場合に困ってしまいます。
③業者にとってお金になるものだけを持っていかれる
悪質なのは、”業者にとってお金になるものだけを持っていかれるケース”です。
例えば、エアコン回収を行っている業者の場合、エアコンそのものをリサイクルすればいくらかお金になります。しかしもちろん、エアコンを取り付けているネジや、パテなどもキレイに回収しないといけません。
しかしそれをせず、お金になる物(エアコン本体など)だけを持って行って作業完了としてしまう、不用品回収業者もいるのです。
結局、残された物の回収を別の業者に依頼しなくてはならず、二度手間で余計な費用がかかってしまいます。
④家の壁や調度品を傷つけたのに補償をしない
作業中の不慮の事故で、お家の壁や調度品が傷ついてしまう可能性は、どんな不用品回収業者でもゼロではありません。
そのため万が一、お家の壁や調度品を傷つけてしまった場合に備えて、保険に入り、補償に対応できるようにしている不用品回収業者が多いです。
トラブルになりやすいのは、保険に未加入なことを理由に、補償費用を支払わない業者です。
この場合、どう考えても業者に非があるように思えますが、「元からついていた傷でした」と主張された場合に対抗する手段がない限り、話がこじれやすいのです。
⑤回収した不用品を不法投棄する
業者が回収した不用品を不法投棄をすることでトラブルになることがあります。不法に捨てられた不用品のなかで元の持ち主がわかるような場合には、元の持ち主が罪に問われるようなケースもあります。そのため、不法投棄をするような業者に依頼すると、最終的に自分に被害が返ってきてしまうのです。
不用品回収のトラブルをできるだけ回避するためには?
不用品回収におけるトラブルを100%防ぐことは難しいです。
しかし、信頼できる要素が多い不用品回収業者を選ぶことで、トラブルは起きにくくなります。
以下で、トラブルが起きにくい業者を選ぶ時のポイントを3つお伝えします。
- 5年以上続けている会社を選ぶ
- 不用品回収の料金が明確な業者を選ぶ
- 繁忙期(4月頃)でも電話対応が丁寧な業者を選ぶ
①5年以上続けている会社を選ぶ
不用品回収業者は各地域で数多くありますが、その中でも長く続いている業者を選ぶことが、トラブルに巻き込まれにくくなるポイントです。
少なくとも、5年以上続けている不用品回収業者を選ぶと良いでしょう。
不用品回収業者を長く続けていくためには、地域の方からの信頼を得ることが必要不可欠です。
長く続いている不用品回収業者は、その地域内でよく選ばれている(リピーターもいる)ということなので、ずさんな対応をされてトラブルに発展してしまう可能性が低いと考えられます。
また、メディア出演などの実績があるなら、なお良いです。
②不用品回収の料金が明確な業者を選ぶ
不用品回収業者を探す際、ネットで各業者の情報を見る方が多いと思います。
その時に気付くとは思いますが、不用品回収業者によって、”別途見積り”として料金を明確にしていないパターンと、各アイテム(家具・家電)ごとの回収料金の目安を出しているパターンがあります。
そして、どちらかというと後者の各アイテムごとの回収料金の目安や、オプション料金の記載を細かく出している不用品回収業者の方が、トラブルには発展しにくいです。
それは依頼する側が、「だいたいこのくらいかかるだろうな」と想像しやすく、想定よりも高い見積りだった場合は、どうして高くなったのか、理由を細かく聞くことができるからです。
料金に関してあやふやで分からないことが多いと、トラブルになりがちです。
分からないところは「分からない」と伝えて、不明点をあらかじめ明確にしておくことが大切です。
「不用品回収業者の料金ってどのくらい?」と気になる方は、下記ページも参考にしてみてください。
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⇒ 不用品回収業者の料金比較!安い業者を探すなら相見積り必須
③繁忙期(4月頃)でも電話対応が丁寧な業者を選ぶ
不動産業界や引っ越し業界、そして不用品回収業界は、4月頃が繁忙期です。
そうした忙しい時期に電話をかけると、担当者の電話の態度が横柄で「何だかイライラしている?」と感じることがあるかもしれません。
電話でのお問い合わせなど、不用品回収業者とのファーストコンタクトで気になるところがあれば、直感を信じて慎重になってみても問題ないかと思います。
何でも第一印象は大切です。最初に違和感を感じた不用品回収業者とは、うまくいかない可能性があります。
忙しい時期であっても電話の対応が丁寧で、分かるまで説明をしてくれる業者は、1人1人のお客さんを大切にしている証でもあるので、信用しても大丈夫でしょう。
悪質な業者の特徴
悪徳な不用品回収業者に注意
愛知県でも悪徳な不用品回収業者がいます。このような業者は回収したものを不法に投棄したりすることがあります。その場合には、もとの持ち主の責任になってしまうこともあるようです。なのであまりにも安すぎる業者(とくにリサイクル料金についていっさい説明しない)を利用するときは十分に注意するようにしましょう。
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンの処分にはリサイクル料金で最低でも数千円はかかります。そこに回収料金が上乗せされますので、それ以下の料金というのは同業からみてもあり得ないです。
また激安とか無料回収といってから、回収するそのときになってからいきなり高額を請求してくる業者もありますので、注意してください。事前にしっかりとした見積りをつくってくれる回収業者に依頼するのが一番安心だと思います。
- 会社の住所を明かさない、ホームページの中に「会社概要」がない。
- トラックで巡回する業者。
- 「無料回収」と記載されたチラシをばらまいている。
- リサイクル料金を取らない業者(洗濯機・冷蔵庫・冷凍庫・エアコン・テレビ・衣類乾燥機は家電リサイクル法により処分引取場所を指定されていますし、リサイクル料金が発生します。)
会社の住所を明かさない、ホームページの中に「会社概要」がない
許可を得ていない業者は、多くの場合、ホームページを持っていなかったり、もし持っていたとしても、会社の詳細情報(住所や電話番号など)が掲載されていないことがあります。このような状況では、必要となった際に連絡をとることが難しくなります。「無料での回収」などの過大な宣伝を含むチラシやホームページを見かけた場合、その業者が許可を得ていない可能性が考えられるので、慎重に対応することが大切です。
トラックで巡回する業者
「無料で家庭のゴミを回収します」と大声で宣伝しながら街を走っているトラックは、許可なしでの営業を行っている可能性が考えられます。基本的に、不用品の廃棄やリサイクルにはコストがかかります。したがって、無料でこれを行っていると宣言すること自体が疑わしいのです。
「無料回収」と記載されたチラシをばらまいている
空地を活用して、大きなゴミや家電製品の回収をしている許可を持っていない業者がいることが知られています。そのような業者は、無料回収をアピールするチラシを配布したり、その場所に「無料回収」という目立つ旗を掲げていることがよくあります。
こうした場所には不用品が放置されがちですが、知識がない消費者は、「ここに持ってきて放置しても大丈夫なのか」と誤解してしまうことも。しかし、無許可の業者は正しい法律の下での処分をせず、そのため消費者も利用すべきではありません。
リサイクル料金を取らない業者
洗濯機・冷蔵庫・冷凍庫・エアコン・テレビ・衣類乾燥機は家電リサイクル法により処分引取場所を指定されていますし、リサイクル料金が発生します。その料金を取らない業者は安いかもしれませんが、そのまま不法投棄をしている可能性がとても高いです。そのためきちんとした業者はリサイクル料の請求があることがほとんどです。リサイクル料金を取らない業者には注意するようにしておきましょう。
不用品回収業者とトラブル対処法
以上、不用品回収でよくあるトラブルと、トラブルをできるだけ回避するための方法についてお伝えしました。
信用できる不用品回収業者を選ぶことも、不用品回収のトラブル防止には不可欠ですが、もう1つ重要なのは、依頼する側が不明点を残さないことです。
- 最終的に、何円支払えばよいのですか?
- この料金は、何にかかっているお金ですか?
- 回収した物は、どう処分するのですか?
上記のように、分からないことがあれば、理解できるまで聞いてみることです。
“不用品回収業者がきちんと説明をして、依頼者がきちんと理解をすること”が、不用品回収におけるあらゆるトラブルの防止につながります。
愛知の不用品回収業者を依頼して、積み込み後も全部含め料金の確認が必要です。
不用品回収業者から見積りしてもらった金額や買取金額は税込、税別か確認が必要です。
交渉が難航すれば、「警察、消費生活センター」に通報します。
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